見えないだけで月だってきっと燃えてるんだって
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「やえかのカルテ」というマンガで獣医を志す女の子が屠畜場を訪れるエピソードがある
自分たちが汗を流して救うのと同じはずの命が人間の食欲を満たすために殺される現場を見て、芹奈はいろいろと考えるわけです
詳しい顛末を書くのは避けるけど、まあ屠殺現場を見れば人間誰だって似たようなことを感じると思う
奪うために命を育てるのは人間のエゴじゃないのか、とか
あるいは、これからは命に感謝して肉を食べよう、とか
そう感じないのを感受性の欠如だというかはおくにせよ、殺される牛を見るまでその命の重さに気付かないのだって想像力の欠如じゃないのか
SFの世界じゃないのだから、僕らはどういう形であれ有機物からじゃないと栄養を摂取できない
その過程を僕らが知らないままに多くの命を摂取して生きているのが人間だ
別に、だから命に感謝しましょうだなんて言うつもりはない
操縦桿を握るだけが命を奪う、ということじゃないんだって気付けば少しは世界も変わって見えるのかなってだけで
余談だけど、やえかのカルテはぜひ読みましょう、狐とアトリに収録の後日譚も含めて
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2012/03/22~2013/05/22までのbioです
Name:ののな
loc:クロスハート1号線
bio:ばいばい、フェアリー
locのところはコロコロ変えましたけどね、しばらく"追憶の寄せる岸辺"だったのを"宵闇の尖塔"にしてみたり
UNISON SQUARE GARDENの新譜出たときにこの曲気に入ったので
bioの方は至極シンプル、さよなら妖精をばいばい、アース風に
しばらくぶりにばいばい、アース読み直そうかなー
新bioは1週間限定のネタですが、終わっても元には戻さないかなって
locのところはコロコロ変えましたけどね、しばらく"追憶の寄せる岸辺"だったのを"宵闇の尖塔"にしてみたり
UNISON SQUARE GARDENの新譜出たときにこの曲気に入ったので
bioの方は至極シンプル、さよなら妖精をばいばい、アース風に
しばらくぶりにばいばい、アース読み直そうかなー
新bioは1週間限定のネタですが、終わっても元には戻さないかなって
もう明けさうな窓開けて青葉、とは山頭火の句だったっけ
白みきった空をマンションの階段越しに眺めながらふとため息を吐く
白みきった空をマンションの階段越しに眺めながらふとため息を吐く
聞こえてくるスズメの嬌声を聞いて、鳥は気楽でいいな、などと当てずっぽうな呪詛
鳥といえば、この前まで軒下を賑わせていたツバメたち、やつらはどこにいったのだろう
やはり、幸福の王子みたいにエジプトで揺れる葦と戯れながら過ごしたりするのだろうか
あのツバメ、最後に天使に召されたあのツバメの生き方、僕は好きだ
身勝手な理由で仲間からはぐれたくせに
たまたま出会った不遇な環境の人々に感情移入なんかしちゃって
たまたま出会った不遇な環境の人々に感情移入なんかしちゃって
結局は凍え死ぬあの生き方は、愚者らしくて、良いと思う
まあ、僕なら逃げるけど
さて、朝だ
始発の動く音が聞こえる
身勝手な理由で社会の刻む時から送れた僕は何周まわって、その自転に追いつけるのだろう
ツバメの季節でもないし、まだ夜明けまでは1マイルくらいあるけど
たまには嘘をついてもいいでしょう?
見ざる、聞かざる、言わざる、という言葉がある
格言の扱うテーマは置いておいて、三猿の話をしよう
たとえば、何故猿が三匹必要なのか、という話
瞼を閉じて、耳をふさぎ、口を閉ざすのに必要な手はたったの二本だ
悪しき言葉を口にしないために両手で口を覆う必要が本当にあるのか、とか
あるいは、両手の塞がった猿はいつ飢えに負けてその手を放すのか、という話
耳なし芳一のように手を放した瞬間に悪に襲われるかもしれない
言葉を封じるために口を押えていたつもりが、口にした果実が毒なのかもしれない、とか
そして、悪しき世界に接しないためにすべての世界を拒絶する必要があるのか、という話
凶星がベテルギウスであれば冬の夜に空を見上げなければいいだけだ
でも、もしある少年にとって、それが太陽だったら?
太陽の照らす世界を見てもいけないのだろうか
なら、太陽の光を浴びて輝く月は?
ずっと目を塞いで部屋の中で生きていた時にきっと気付くのだ
ああ、僕が口にしてきたパンもワインも太陽の恵みだったのだ、と
そして少年は頭に銃口を当てて思うのだ
禍々しいあの星が僕を今まで生かしてきたのだから、占い師の言うことなんて嘘だったんだ、と
世界は案外シンプルで
そんなメガネをかけているから複雑に見えるんだよ、ってお話
格言の扱うテーマは置いておいて、三猿の話をしよう
たとえば、何故猿が三匹必要なのか、という話
瞼を閉じて、耳をふさぎ、口を閉ざすのに必要な手はたったの二本だ
悪しき言葉を口にしないために両手で口を覆う必要が本当にあるのか、とか
あるいは、両手の塞がった猿はいつ飢えに負けてその手を放すのか、という話
耳なし芳一のように手を放した瞬間に悪に襲われるかもしれない
言葉を封じるために口を押えていたつもりが、口にした果実が毒なのかもしれない、とか
そして、悪しき世界に接しないためにすべての世界を拒絶する必要があるのか、という話
凶星がベテルギウスであれば冬の夜に空を見上げなければいいだけだ
でも、もしある少年にとって、それが太陽だったら?
太陽の照らす世界を見てもいけないのだろうか
なら、太陽の光を浴びて輝く月は?
ずっと目を塞いで部屋の中で生きていた時にきっと気付くのだ
ああ、僕が口にしてきたパンもワインも太陽の恵みだったのだ、と
そして少年は頭に銃口を当てて思うのだ
禍々しいあの星が僕を今まで生かしてきたのだから、占い師の言うことなんて嘘だったんだ、と
世界は案外シンプルで
そんなメガネをかけているから複雑に見えるんだよ、ってお話
涼宮ハルヒが野球場で味わった衝撃を僕は図書館で味わったのだ
どれだけ貪欲であろうと、この図書館にある本を読み尽くすことすらできないのだ、と
それまでに広大な知識の海を自ら探索するのは無謀ではないのか、と
気付いてしまった僕が選んだのは逃避だった
そんな海などありはしないのだ、と、ただの幻想だったのだ、と思い込んだ
海から目をそむけることはできたが、その海に飛び込む人たちを無視することはできなかった
先の見えない海に船を出す彼らに問うたことがある
「どこかにたどり着ける保証もないのになぜそんな無謀なまねをするんだ」
彼らの答えは単純だった
「あのコロンブスが航海に出るときに彼の前に広がってたのは、無限に広い海だったのだ」
それは、と僕は唇をかんだ
彼ひとりの成功の陰でどれだけの犠牲があったと思っているのだ
どれだけの航海士が夢に破れ、あるいは海底に沈んでいったと思っているのだ
思うだけで、僕は叫ぶことはできなかった
ただ陸地で彼らの帰りを待っているだけの僕にそんな資格はないと思ったのだ
航海から帰ってきた彼らの旅路を聞くことはあった
途中で嵐に遭っただのそういった話を聞くだけで僕は航海に言った気になれた
そうしているうちに一種の諦念が僕を巣食い始めた
いいじゃないか、どうせ大陸を見つけることなんて誰にもできないんだ
結果が同じなら労力を使わずにここでこうやって彼らの話だけ聞いていればいいじゃないか
懲りずにまた航海に出る彼らの眩しい笑顔を見送りながら僕はただその憧れを押し殺した
昨日のpostの続きでした
どれだけ貪欲であろうと、この図書館にある本を読み尽くすことすらできないのだ、と
それまでに広大な知識の海を自ら探索するのは無謀ではないのか、と
気付いてしまった僕が選んだのは逃避だった
そんな海などありはしないのだ、と、ただの幻想だったのだ、と思い込んだ
海から目をそむけることはできたが、その海に飛び込む人たちを無視することはできなかった
先の見えない海に船を出す彼らに問うたことがある
「どこかにたどり着ける保証もないのになぜそんな無謀なまねをするんだ」
彼らの答えは単純だった
「あのコロンブスが航海に出るときに彼の前に広がってたのは、無限に広い海だったのだ」
それは、と僕は唇をかんだ
彼ひとりの成功の陰でどれだけの犠牲があったと思っているのだ
どれだけの航海士が夢に破れ、あるいは海底に沈んでいったと思っているのだ
思うだけで、僕は叫ぶことはできなかった
ただ陸地で彼らの帰りを待っているだけの僕にそんな資格はないと思ったのだ
航海から帰ってきた彼らの旅路を聞くことはあった
途中で嵐に遭っただのそういった話を聞くだけで僕は航海に言った気になれた
そうしているうちに一種の諦念が僕を巣食い始めた
いいじゃないか、どうせ大陸を見つけることなんて誰にもできないんだ
結果が同じなら労力を使わずにここでこうやって彼らの話だけ聞いていればいいじゃないか
懲りずにまた航海に出る彼らの眩しい笑顔を見送りながら僕はただその憧れを押し殺した
昨日のpostの続きでした